金巾
かねきん
canniquin
生地金巾・生金巾・晒金巾
平織に織った、薄地の綿織物。 織り上げたままのものを生地金巾・生金巾。精練・漂白し、片面か両面に糊づけし柔らかく仕上げたものを晒金巾という。 寝具のカバーやシーツ、エプロンに使う 無地染して和服の裏地にする(モス裏) 夜具地に広幅のまま無地染したり、更紗柄に捺染して使う。 平織の生地金巾の代表的なものには、金巾と並んで、粗布・細布・ローンがある。これらの生地の違いは、織糸の太さの差である。米国の綿布でわが国の生地金巾に相当するものはプリン・クロスとパーケイルである
原語はcanniquinで東部インド地方の手機で織った平織の晒木綿。 3.幅の広さによって二幅・並幅・三幅・四幅と区別する4.一幅は鯨尺1尺(15インチ・38cm)のこと5.並幅は二幅半(38インチを中心にして36〜40インチ)をさす。 俗にキャリコ(英語のcalico)というのは並幅以上の広幅の晒金巾をさす。インドのCalicut(現在のカルカッタCalcuta)は原型の織物の積出港で、その名にちなんでつけられた。