悉皆屋ロゴ見出し[誂京染イメージ]
更新履歴イベント情報リンクサイトマップ越村染工場お問合わせ先
トップページへ
きもの生活
着物ことば辞典
着物を語ろう
着物クリニックメニュー
着物トラブル対処法
お手入れの仕方
着物なんでも相談
誂京染って、なに?
悉皆って、なに?



悉皆屋-きもの生活-
きもの生活見出し


着物用語解説、参考WEBサイトの情報を提供しています。
ご利用ください。

関連用語解説


着物ことば辞典
参考WEBサイト


リンク

■ 結納

 2001年1月14日(日) 私の実家のある愛知県豊橋市のJR豊橋駅のホテルアソシア豊橋にある日本料理「華雲」で結納をしました。私が小さいときからお世話になっていた美容室で朝から着付けとヘアメイクをして頂きました。このとき着ている振袖は妹が成人式で着たもので、私が着るには少し小さめでしたが、何とか着ました^−^;
 旦那さまは自前の黒紋付で、勝手にいつの間にか着ていたなぁ・・・
私の母と越村の母もそれぞれ着物をきていましたね。無事滞りなく結納は終わりました。
 まだこのころは、自分で着付けはもちろん出来なかったし、着崩れも直せない、全く着物は未知との遭遇のような時期でしたね。

■ 挙式

 2001年6月9日(土)京都市の上賀茂神社で挙式をしました。朝から披露宴会場であるブライトンホテルの美容室で着付けをして仲人さんの奥様と私の母とでロンドンタクシーに乗り、神社へ向かいました。
 この日は曇りがちでしたが、6月に入り蒸し暑くもあったので、白無垢姿はかなり大変でした。まず自分ひとりで身動きをとることさえままならない状態ですし、歩くのも座るのも何一つ介添えがないと出来ないのです。三々九度では杯を口元へ持ってくるのがやっとでした。

■ モンマルトル

 2001年6月18日から10日間、パリ、ベネチア、フィレンツェ、ローマを めぐる新婚旅行へ出かけました。本当は私はロンドン・パリ・ローマの美術館、 博物館めぐりをしたかったのですが、3カ国まわるのは入出国の手続きなど 色々大変ということで、私にとっては初めての海外だったので、フランス、 イタリアの2カ国にしました。夫はアジア圏へ行きたがりましたが、私は 高校時代から「新婚旅行はヨーロッパ」と決めていたので、譲りませんでした。 結局折り合いをつけたのは、「着物でヨーロッパを歩け」というひとことで すんなり決まりました。
 関空から出国する時は作務衣にニッカポッカという何ともいえない格好でしたが、 2日目のモンマルトルでは、明治時代の書生さん風で、観光客にも写真を 撮られていました。夫のおじいさんの麻の着物に仙台平の袴、一澤帆布の ズタ袋をさげています。同行していたツアー客にまだ素性を知られずに 怪しい目で見られていた頃です。

  
■ セーヌ川クルーズ

 モンマルトルと同じく2日目の夜、セーヌ川クルーズでのディナーを 楽しみました。このときはいわゆる正装で楽しみましょうという 趣向だったので、結婚式の二次会で着た衣装で行きました。
 私は浴衣を着るつもりが帯が結べず(笑)ドレスを着て行きました。 夫は自作の陣羽織を着てます。この陣羽織の背中には古代エジプトの神々が 描かれていて、ローマで最終日にディナーをした時も同じ格好でしたが ウエイターさんが、夫の後ろで絵に指差しながらコソコソ話をしてました。
 この時、同じツアー客に新婚さんが4組いて、そのうち2組はこの日、 パリ市内の教会で挙式をしていましたがラフな格好をしていたので 私たちのほうが目立ってしまい、おまけに私が婚約指輪をしていたので 記念写真を撮ってくれたスタッフの女性が勘違いをしたのか、「今日結婚したの?」 と聞いてきたのですが、私は「結婚した」とだけ聞き取れたので思わず「はい」と 答えてしまいました。(もちろんフランス語で・・)
 ラストのデザートの時にお誕生日のお客さんのところへは ♪happy birthday to you〜と音楽にあわせてケーキを運んでくれていましたが その直後、ウェディングマーチが流れて、私たちの目の前に花火のついたケーキが やってきました。きっとその彼女が気を利かせてくれたのでしょう。おいしい 料理とワイン、きれいなパリの夜景、ダンスを楽しんだ一夜でした。

■ サン・ピエトロ寺院

 最後のローマ、バチカン市国でのひとコマ。 この頃のローマは毎日30度近い真夏のような暑さでしたが、 そんな暑い中、鉄板のようになっている石の上に正座して 落語をしている風ですね、これは。。。
 もう旅も終盤に近付いてくると、ツアー客にも認知してもらい、 夫は「若だんなさん」と呼んでもらっていました。
 観光地で出会う日本人観光客にも写真を一緒に撮られたり、「ジャッキーチェン」 といわれたり、日本へ行ったことがあるという現地の方々と 片言の英語などで交流できたり、レストランやバーでは 珍しがられたり着物を着て出歩いていたことでたくさんの出会いや 楽しい思い出ができました。

■ パーティ

 この着物を着たときは9月でした。まだちょっと暑かったのですが、まだこの頃は単の着物を持っていなかったので、合わせを着ています。おなかは目立っていませんが、1人目の妊娠3ヶ月くらいでした。旦那様のお仕事関連のパーティだったので付け下げにした記憶があります。
 この着物は私の母のもので譲り受けた時は肩のあたりが日焼けしていて色があせていたのですが、私に合わせてすこし濃い紺色で染め直してもらい、その紺にあわせて柄の花や葉っぱの色も鮮やかに直してもらいました。緑色のぞうりと帯上げは越村の母に借り、アクセントにローズ色の帯締めをしています。このときもまだ着物の着付けは出来ませんので越村の母にお願いして着せてもらいました。




[着物クリニック] [きもの生活] [着物なんでも相談] [きものを語ろう掲示板]
[リンク] [イベント情報] [越村染工場について] [連絡先]


Copyright © 2003, Koshimura Dyeing Co.,Ltd., All Rights Reserved.